LYRICS

          アカネ空

  
  ねぇ なんだってそうやって凍りつくの
  ねぇ いつだってそうやって逃げてるの
  
  ねぇ どうやったって時間は戻らないから
  それなら 夕陽を楽しもうか
  
  とりあえずのキス してたって してたって
  不完全なだけ 明日は雨 嗚呼
  
  ごめんな
  
  遥か遠いアカネ空の 陽が射し込んでゆく
  朝 飲んだ紅茶のようと 君は笑う
  切な遠いアカネ空が 君を溶かしてゆく
  どうか その役目が僕に来ますように
  
  ねぇ なんだってそうやって怯えるの
  ねぇ いつだってそうやって冷めてるの
  
  鮮やかな紅は 過去へのオブラート
  右手の古傷 流せる雨を 待ってるんだ
  
  遥か遠いアカネ空は 心地好い温度で
  呼吸の色も 溜息も 優しくて
  切な遠いアカネ空と 君は何を語る
  教科書通りの答えは 意味が無い
  
  遥か遠いアカネ空に 闇が交えてゆく
  曖昧な方が楽と 僕は思う
  光の無き世界が 君を巻き込んでいく
  また振り出しに戻って 繰り返す
  

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